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CAMPUS RADAR / INSPECTION REPORT
実例(匿名化)|WEBサイト・証明書 点検レポート

A大学様

調査時期:2026年9月 対象:大学ドメイン配下 方法:インターネット上の公開情報のみ

調査時点でインターネットに公開されていたサイトは 45件 でした。
そのうち 4件の証明書が、期限切れか2週間以内に期限を迎えます。 また、公式サイトから案内されていないサイトが28件見つかりました。

2026年9月の調査結果です。記載の期限・状態は調査時点の情報です。

01

まとめ

お急ぎの場合は、このページだけご覧ください。

期限切れ・期限間近の証明書
4件
切れると、閲覧者に「この接続ではプライバシーが保護されません」と表示されます
閲覧時に警告が出るURL
21件
証明書の期限ではなく、サーバの設定が原因のものが中心です
更新が止まった古いソフトで動くURL
15件
開発元のサポートが終了した版です(確認できた分のみ)
公式サイトから案内されていないサイト
28件
管理されていないという意味ではありません。所管の確認の出発点です

まず取り組んでいただきたいこと

  1. 1
    証明書4件の更新・確認
    最も早いのは webfile.cc で 調査の7日後 に期限切れ。学内ログインの idp(13日後)、vpn.cc(15日後)が続きます。
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  2. 2
    ある学科のサーバ1台の設定見直し
    教員サイトなど16件のURLで警告が出ていますが、原因は1台の設定です。学科へのご相談1回でまとめて解消できる見込みです。
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  3. 3
    研究者情報データベースなど、古いソフトの更新計画
    公式サイトからリンクされている researchdb(研究者情報データベース)が、2015年にサポートが終了した版(PHP 5.4)で動いています。
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02

見つかったこと

サイトごとではなく、原因ごとにまとめています。対応の優先度が高い順です。

01

証明書の期限切れ・期限間近

至急 4件

何が起きているか

3件の証明書が2週間以内に期限を迎えます。1件はすでに期限が切れたまま公開されています。

そのままにすると

閲覧者のブラウザに警告画面が出て、ページが開けなくなります。idp は学内サービスへのログインに使われている可能性があります。

ご確認いただきたいこと

各サイトの担当部署に、更新の手配状況をご確認ください。

対象のURL(4件)
URL内容証明書の期限状態
webfile.cc.***.ac.jpアクセス制限あり(中身は未確認)調査日の7日後残り7日
idp.***.ac.jp学内認証(Shibboleth)調査日の13日後2週間以内
vpn.cc.***.ac.jpVPN(中身は未取得)調査日の15日後2週間以内
www.cc.***.ac.jp別ページへの転送用調査日の222日前期限切れ(222日経過)

期限までの日数は、調査日時点のものです。

02

ある学科のサーバで、閲覧時に警告が出ている

早めに対応 16件のURL / サーバ1台

何が起きているか

教員サイト10件を https で開くと警告が出ます。サーバに各サイト用の証明書が設定されていないためです。ほかに4つのURLで、学科サイトがそのまま表示されています。

そのままにすると

学生や外部の方が教員のページを開けず、「大学のサイトが危ない」という印象を与えます。サーバのソフトもサポートが終了した版です。

ご確認いただきたいこと

原因は1台にまとまっています。該当の学科とサーバの管理者に、今後も使うサイトと閉じるサイトを分けたうえで、設定の見直しをご相談ください。

対象のURL(16件)
URL内容状態
dept-a.***.ac.jp学科サイト本体古いソフト(PHP 7.3)
www.dept-a.***.ac.jp学科サイトの別名古いソフト(PHP 7.3)
lab01.dept-a.***.ac.jp教員のゼミサイト警告 / 2年以上更新なし
lab02.dept-a.***.ac.jp教員の個人サイト警告 / 2年以上更新なし
lab03.dept-a.***.ac.jp研究センターのサイト警告 / 2年以上更新なし
lab04.dept-a.***.ac.jp研究室のサイト警告
lab05 / lab06 / lab07 / lab08 / lab09 / lab10 .dept-a教員ごとのサイト(6件)警告 / 2年以上更新なし
old1 / ns / ns1 / old2 .dept-a専用の中身がなく、学科サイトが表示される(4件)警告
03

サポートが終了した古いソフトで動いている

早めに対応 9件のURL(②を除く)

何が起きているか

開発元が更新を終えた版のソフトで動いています。サーバが自ら公開している版の情報から判明したもので、外部の誰からでも確認できる状態です。

そのままにすると

不具合や弱点が見つかっても修正版が出ません。古い版であることが外から見えるため、狙われやすくなります。

ご確認いただきたいこと

更新や移行の予定を、各システムの担当部署・委託先にご確認ください。使われていないものは停止をご検討ください。

対象のURL(9件)
URL内容古いソフト
researchdb.***.ac.jp研究者情報データベースPHP 5.4 / OpenSSL 1.0.2 / CentOS
lms19.***.ac.jpログインが必要なページPHP 7.2 / OpenSSL 1.0.2 / CentOS
lms.***.ac.jpサーバの初期ページのままApache 2.2 / CentOS
dept-b.cc.***.ac.jp学部のサイトIIS 7.5
portal.***.ac.jp(タイトルなし)IIS 8.0
guardian.***.ac.jp(タイトルなし)IIS 8.0
career.***.ac.jpサーバの初期ページのままIIS 8.0
www.office / sv13.office別ページへの転送用(2件)IIS 7.0

版の情報を公開していないサーバは判定していません。そのため、この件数は「少なくともこれだけある」という数字です。

04

その他の証明書の設定不備

早めに対応 6件

何が起きているか

証明書の期限は有効ですが、設定の不足やサブドメインと証明書の不一致で閲覧時に警告が出ます。

そのままにすると

証明書を更新しても警告は消えません。原因に合わせた対応が必要です。

ご確認いただきたいこと

使っていないURLはDNSの登録を外し、使っているものはサーバの設定を補ってください。

対象のURL(6件)
URL原因
lms-pe.cc.***.ac.jp証明書の設定が一部不足している(中間証明書)
sys-a.cc.***.ac.jp自分で発行した証明書を使っている
lms-x.***.ac.jpこのサブドメインの設定がなく、別のサイト(portal)が表示される
ec / career.cc / lms-devこのサブドメインの設定がサーバにない(3件)
05

長いあいだ手入れされていないサイト

計画的に確認 9件

何が起きているか

2年以上更新されていないサイト、サーバの初期ページのままのもの、https で開けないものがあります。

そのままにすると

すぐに閲覧者へ影響は出ませんが、担当者がいなくなると、止める判断もできなくなります。

ご確認いただきたいこと

継続して使うかどうかを、所管部署にご確認ください。

対象のURL(9件)
URL内容状態
lab11.cc.***.ac.jp研究室のサイト2年以上更新なし
sv-gak03.***.ac.jp業務システムのログイン画面2年以上更新なし
lib.cc.***.ac.jp(タイトルなし)2年以上更新なし
lms23.***.ac.jp(タイトルなし)2年以上更新なし
test1.cc / test2.ccサーバの初期ページのまま(2件)2年以上更新なし
mail.cc / rss.dept-a / project-a.cc転送用・エラーページなど(3件)https で開けない
06

公式サイトから案内されていないサイト

計画的に確認 28件

何が起きているか

公開されていますが、公式サイトのリンクやサイトマップからはたどり着けないサイトです。教員・研究室・イベント用のものが多く含まれます。

そのままにすると

所管が分からないまま公開が続き、更新も停止の判断もされにくくなります。上の①〜⑤のうち多くがこの中に含まれています。

ご確認いただきたいこと

学内で所管が分かるものをお知らせいただければ、次回から「把握済み」として扱います。

一覧は「サイト一覧」で絞り込めます
07

使われていないサブドメインが、DNSに残っている

計画的に確認 832件

何が起きているか

DNSに登録が残っているのに、外部からは応答しないサブドメインが832件あります。多くは過去に廃止されたものと考えられます。

そのままにすると

そのIPアドレスが将来ほかの機器に使われると、古いサブドメインで意図しないページが表示されます。学内の機器構成も外から読み取れます。

ご確認いただきたいこと

一度に消すのではなく、DNSの管理部署と、外部に公開する必要のないサブドメインから順に整理するのが現実的です。

内訳
状態件数意味
応答なし777件DNSに登録はあるが、応答がない
DNSの登録なし54件過去の記録には残っているが、現在は登録がない
接続を拒否1件機器はあるが受け付けていない(lab-y.cc)

学内からの到達は調べていません。整理の際は、学内の機器台帳と照らし合わせてください。

03

サイト一覧

いま公開されているURL 57件です(同じサイトの別名や転送用を含むため、サイト数45件より多くなります)。

優先度URL内容見つかったこと公式サイトから

実際のレポートでは、全889件(応答しないものを含む)の一覧と判定の根拠は、別添のCSVでお渡しします。

04

調査について

調べ方と、このレポートの読み方です。必要なときにご覧ください。

調べた範囲
見つかったサブドメイン
889
いま公開されているURL
57
実際のサイト数
45

証明書の公開記録と公開DNSから、大学ドメインの下にあるサブドメイン(例:lab.〇〇.ac.jp)を集め、1件ずつ通常の閲覧と同じ方法で確かめました。サブドメインの多くは、過去に使われていたものの記録です。

調査で守っていること
  • インターネット上の公開情報だけを使います
  • 通常の閲覧と同じ取得だけを行い、攻撃的な検査はしません
  • ログインは一切試みません
  • 自動取得を断っているサイトは、存在の確認だけにとどめます
  • アクセスの頻度に上限を設け、サーバに負荷をかけません
  • 結果は貴学以外に開示しません
このレポートで分からないこと

このレポートは「どこに何があり、どんな状態か」を見えるようにするものです。次のことは含みません。

  • 弱点(脆弱性)の有無:攻撃的な検査をしないため、判定していません。
  • 学内からしか見えないシステム:外部から見える範囲だけが対象です。
  • 中身を確認できなかったサイト:アクセス制限のあるサイトは「問題なし」ではなく「確認できず」として扱っています。
優先度の考え方
至急証明書が切れている、または2週間以内に切れるもの
早めに対応閲覧時に警告が出ているもの、サポートが終了したソフトで動いているもの
計画的に確認すぐに閲覧者へ影響は出ないが、所管や継続の確認が必要なもの
指摘なし今回の調査の範囲で指摘がなかったもの

優先度は「閲覧者に影響が出ているか」「期限が迫っているか」で付けています。学内の事情に応じて入れ替えてください。